令和のカメレオン俳優として注目を集める坂東龍汰さんですが、坂東龍汰さんのお父さんが破天荒すぎると話題を呼んでいます。
一体どんなお父さんなのでしょうか?
今回は坂東龍汰さんのご両親について調査してきました!
坂東龍汰の父はワイン農場の経営者
坂東龍汰さんのお父さん、坂東剛(ばんどう たけし)さんは、北海道でワインの製造会社を営んでいます。
会社の名前は「仲洞爺バイオダイナミックファーム」です。
ホームページには坂東剛さんの写真が公表されていました。
坂東龍汰さんによると、お父さんは「とにかくヤバい!破天荒!」な方なのだそうですが、一体どんな方なのでしょうか?
お父さんの経歴を追っていきましょう!
映画監督になるために渡米
坂東龍汰さんのお父さんは学校は大阪歯科学院専門学校を卒業しました。
その後、びっくりすることに映画監督を目指してカリフォルニア州に渡米します。
この時お父さんは19歳でした。すごい行動力、すでに破天荒ですね。
坂東龍汰さんが俳優の道を選んだのも、もしかすると映画好きのお父さんの影響もあったかもしれませんね。
坂東さんはインタビューでこのように答えていました。
父は熱狂的な黒澤 明ファンなので、黒澤映画は強制的に全て観せられました(笑)。
CREA
お父さんは黒澤明のファンなんですね!
しかし、お父さんの映画監督への道は険しく、夢を実現するまでには至らなかったようです。
映画監督の夢は諦めた後、お父さんはニューヨークで歯科技工士の会社を立ち上げます。
ニューヨークで会社を立ち上げるというのもすごいですよね。
この時にお父さんはお母さんと出会い、結婚。
そして坂東龍太さんのお姉さんと坂東さんが生れました。
坂東龍汰さんは3歳までニューヨークの住んでいたそうですよ。
北海道でワイナリーを設立、家はお父さんが建てた!?
ニューヨークでは大都会マンハッタンのど真ん中、セントラルパークが見渡せるマンションに住んでいたという坂東さんですが、今度は一転して北海道で自給自足の田舎暮らしを始める事になります。
姉と僕が生まれてから、キャーンと方向転換して「農業しようぜ!自給自足だ!!」と北海道へ戻り、5年かけて一人で家を建てて、今はワインをつくっています。
VIVI
破天荒な情報過多ですね・・。
なぜいきなり北海道なのか?両親のどちらかが北海道にゆかりがあるのか調べたところ、そうではないようでした。
――ご両親のどちらかが、北海道出身だったとか?
いや、どっちも違います。なのに、自給自足するために北海道に行ったんです。
ザ・テレビジョン
当てもなく知らない土地に子供を連れて自給自足の人生を始める、それだけでもなかなか真似のできることではありません。
そして5年かけてお父さん一人で家を建てるというのもすごすぎます。
幼少期に父が建てた『海の家』で。自分で画角を決めて、ピントを合わせて弟に撮ってもらった写真だったと思います。
GENIC
こちらの写真に写るのがお父さんが建てた家だそうです。
坂東龍汰さんはお父さんが作った「海の家」が大好きだったようですが、残念ながら近々取り壊しが決まっいるようです。
今回のお正月にようやく行くことができました。行ってみたら、いろんなことを思い出して、ちょっと不思議な感覚になりました。近々、壊してしまうらしいので、最後に見ることができてよかったです。
ザ・テレビジョン
(こちらのインタビューは2022年のものなので、既に取り壊されているかもしれません)
思い出のつまった家でしょうから、最後に見る事ができてよかったですね!
坂東龍汰の母親は陶芸家
では続いて坂東龍汰さんのお母さんについて調べてみました!
お母さんについては情報はほとんど出てきませんでしたが、おそらくこちらの写真にお父さんと一緒に写っている女性が坂東さんのお母さんではないかと言われています。
先ほどもお伝えしましたが、坂東さんのお父さんはニューヨークで技工士の会社を経営していた時に坂東さんのお母さんに出会いました。
当時お母さんは美大などで陶芸を教える陶芸家の先生だっだそうです。
ニューヨークで陶芸を教えていたという事は、お母さんは英語がペラペラである可能性もありますね。
破天荒なお父さんについていける方なので、きっとお母さんもユニークでパワフルな方なのだろうなと予想できます!
坂東龍汰の父のシュタイナー教育
坂東龍汰さんのお父さんはシュタイナー教育に魅了されていたそうです。
実はお父さんの営むワイナリーのブドウはバイオダイナミック農法によって作られているのですが、このバイオダイナミック農法も、ルドルフ・シュタイナーが提唱した農業です。
坂東龍汰さんは小学生から高校生の間、お父さんの勧めで北海道のシュタイナー教育を行っている『シュタイナー学園
いずみの学校』に通うことになります。
シュタイナー教育とは、子供一人ひとりが最大限に能力を活用できるよう、個性の尊重を重視した教育法です。哲学者、ルドルフ・シュタイナー博士が提唱し、1919年にドイツで創立した「自由ヴァルドルフ学校」で取り入れられました。その後、ドイツを中心にヨーロッパやアメリカなど世界60ヵ国、1000校以上が実践し、約100年もの歴史があります。
保育士バンク
シュタイナー教育では「体と心と頭」のバランスを重視し、この3つを調和させて育むために、人間の成長期を7年ごとに分け、それぞれの時期にふさわしい教育を授けていくそうです。
- 0~7歳は「体の基礎を作る時期」
- 7才~14歳は「感情を豊かに育む時期」
- 14才~21歳は「抽象的・論理的思考を養う時期」
淡い夢の中にいるような幼少期の世界から、理性の光に照らされた明るい大人の世界へと、人間の発達段階に合わせてカリキュラムが組まれています。幼児期から算数や読み書きを教えこむ英才教育などとは正反対のところにある教育ですね
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シュタイナー教育にはユニークな授業が沢山あるそうです。
- 体の動きから直線や曲線などの形が生まれることを体感する授業
- 音楽や言語を体の動きによって表現する授業
- 独特の色彩感覚や雰囲気を育むための水彩のにじみ絵
- 粘土や木を使った美術・工芸
- 編みもの、刺繍、人形づくりといった手仕事など
シュタイナー教育には他にも大きな特色があります。
それは教科書やテストが存在しないこと、ゲームやテレビ、スマホなどの電子機器を子供達から遠ざけていることです。
テレビもゲームも携帯も禁止。教科書やテストはなく、順位や点数で評価されることもありません。勉強を頑張る子もいれば、芸術的な分野に集中する子も。無理に学ばせることはなく、その子の潜在的に好きなこと、興味のあることを追求できる。
FIGARO
シュタイナー教育は、幼い頃から過度な情報を詰め込むのではなく、自分が本当はなにをしたいのか、主体性を伸ばす教育方針であることがわかります。
日本の風潮なのか時代なのか、基準となるものが自分よりも他人という気がします。人からどう見えるか、周りの空気を読みすぎて、本当にやりたいことをやっていないような。でも、もっと自分の内なる感覚を信じて、素敵だな、と感じたことにまっすぐ向き合っていいと思うんです。
FIGARO
坂東龍汰さんの趣味は、写真撮影、油絵、古着屋巡り、ボクシング、ロードバイク。
そして特技は、社交ダンス、ギター、バイオリン、スキー、スノーボード、クレイアニメーション制作だそうです。
芸術的でユニークな趣味や特技が多いあたりにもシュタイナー教育の影響が大きく反映されていそうですね。
坂東さんの他に、芸能界でシュタイナー教育を受けていたことで有名なのは斎藤工さん、村上虹郎さんです。
坂東さんのXに村上虹郎さんと斎藤工さんと一緒に撮った写真が投稿されていました。
「東京国際映画祭にて」とありますがシュタイナー教育仲間としても親しかったりするのでしょうか?
とても気になりますね!
まとめ
今回は坂東龍汰さんの破天荒なご両親、坂東さんが受けたシュタイナー教育についてお伝えしました。
・お父さんは19歳の時に映画監督を夢見てカリフォルニアへ
・その後、ニューヨークで歯科技工士の会社設立
・坂東さんが生れた後は北海道の田舎で自給自足生活スタート
・坂東さんは小学校からはシュタイナー学園へ入学
・坂東さんはシュタイナー教育の影響で芸術的な才能溢れる素敵な俳優へと成長を遂げた
坂東さんのご両親や坂東さんの色んな一面が見れて面白かったですね!これからの坂東龍汰さんにも注目していきたいです!