ホームレス小説家、赤松利市は4回結婚している。経歴、生い立ち、娘の現在は?現在もネカフェで執筆している?

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62歳でホームレス状態の時に小説で賞を獲得しデビューした赤松利市さんの経歴や家族が居るか、現在について調査しました!

目次

赤松利市、経歴、プロフィール

名前赤松利市(あかまつ りいち)
生年月日1956年2月5日
年齢(2023年5月現在)67歳
出身地香川県大川郡長尾町(現さぬき市)
職業作家
座右の銘フェスティーナレンテ「ゆっくり急げ」
結婚歴4回の結婚(3度離婚)
子供の有無

赤松利市さんは現在、小説作家として活動されています。

“62歳、住所不定、無職”の新人作家として鮮烈なデビューを果たし話題になりました。

3度の離婚を経て、現在は独身です。

3人目の奥さんとの間には、娘さんが1人いらっしゃいます。

赤松さんの人生と娘さんのことを題材にした作品である『ボダ子』が有名です。

赤松利市の経歴、職歴

STEP
関西大学文学部へ進学

理数系ながら本好きが高じて大学は文学部へ進学。

学生の頃に1人目の妻と結婚。

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大手消費者金融へ入社

新卒で入社。会社社長と父親が同級生だった。

27歳で支店長になった。

しかし、転勤先が不慣れな土地で友達もできなかった妻は実家へ帰ってしまい1度目の離婚。

その後、2人目の妻と結婚するも、営業企画本部で半年間、朝9時から翌朝4時まで連日の激務を経験。

家庭を顧みなかったため、妻が家を出て行っていた。2度目の離婚。

仕事の5人チームのうち4人、自分以外全員を病院送りにしてしまった。

自身も心身が崩壊し、30歳で退社。

STEP
35歳で起業

父親のツテで、ゴルフ場の芝生管理の仕事を始めた。

そこで品質管理のビジネスモデル特許を取得し、35歳で起業。

自身1人で1億円稼ぎ、起業してからは年商13億円、従業員は125人の大企業に成長させた。

3人目の妻と結婚。

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2011年、倒産

3人目の妻との間にできた娘が、境界性パーソナリティー障害(通称、ボーダー)と診断された。

それまで家庭を顧みていなかった赤松だが、自分の病気に苦しみ自傷、自殺行為を繰り返す娘に気づき、また、苦しむ娘を他人事のように見ていた妻と3度目の離婚。

娘と2人で2年間ワンルームマンションで生活を始めた。

しかし、自殺行為をする娘から目を離せず、仕事が回らず、倒産。

STEP
宮城県で土木作業員として働く

東日本大震災後の宮城県で土木作業員として働き、福島では除染作業を行った。

極寒の中の過酷な労働、いじめ、暴力、裏金、不正の中、金を稼ぐことに必死になっていた。

2016年、娘が良くない男たちと東京へ失踪。

STEP
アルバイトを転々としながらホームレス生活

身一つで娘を追って東京へ戻り、漫画喫茶か路上で寝るホームレス生活を始める。

客引きのなどのアルバイトを転々とする。

そんな中で小説を執筆。

STEP
2018年、小説家デビュー

漫画喫茶で書き上げた『藻屑蟹(モクズガニ)』第1回大藪春彦新人賞を受賞し小説家デビュー。

STEP
2020年、第22回大藪春彦賞を受賞

『犬』で第22回大藪春彦賞を受賞

波瀾万丈な人生を送っている赤松さんだからこそ、書ける小説があるんでしょうね。

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赤松利市の生い立ち

赤松さんの父親は世界的な植物病理学者で、 植物の後天的抵抗力を世界で初めて立証した人です。

父親の仕事の関係で、赤松さんが9歳の時にアメリカのワシントン州に渡米、2年間を過ごした帰国子女です。

「レ・ミゼラブル」を一冊持って行って何回も読んで読書の習慣がつき、帰国後は中学1年生の時に太宰治と出会い、文庫本はすべて読んだそうです。

その後は三島由紀夫も川端康成、高校1年で谷崎潤一郎の文庫本は読破、高校2年の時に西村寿行を読破するという文系男子に成長します。

そのため、理系だったにも関わらず、大学は関西大学文学部に進学し、読書三昧の生活を送りました。

大学4年の時には1年間で1000冊以上の本を読んでいたとのこと。

娘の現在は?

東京へ失踪してしまった娘さんは見つかったのでしょうか?気になりますよね。

結論から言って娘さんは見つかっていません。

赤松さんが2019年のインタビューの中で記者に「娘さんは、今どうされているんですか?」と聞かれ、「見つけられなかった」と語っています。

わからない。あのとき見つけられなかった。ボダ子の母、元妻も知りません。今籍に入っている4番目の嫁がいるんですけど、彼女とももう10年連絡取ってないです。たぶん苦労してると思うけど。

https://toyokeizai.net/articles/-/285791?page=3

また、2019年の時点で4人目の奥さんが居ることも判明しました。

その方とも10年連絡をとっていないということで…。

赤松さん、とてもモテるんですね。

娘さんのことを話すときは、とても動悸がして辛いんだそうです。

どこかで穏やかに暮らしてくれていることを願います。

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赤松利市は現在もネカフェで執筆している?

赤松さんは一度、知人の家の居候されてもらいながら小説を執筆していましたが、布団のある環境じゃ捗らないとのことで、またネカフェでの執筆に戻りました。

しかし、現在はネカフェではなく、執筆をする仕事場があるようです。

67歳でネカフェ生活は心身的に厳しいのでしょう。

赤松さんは高血圧や血栓予防の薬も服用しているため、そういった病気を持っていると考えられます。

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まとめ

ホームレス小説家として話題になった赤松利市さんについて調べてみました。

とても波瀾万丈な人生を送ってこられ、それが作品に生かされていると分かりました。

これからも無理なく素晴らしい作品を出してほしいですね。

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この記事を書いた人

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